バーチャルオフィスの相場はいくら?価格帯別に提供サービスを徹底解説
本記事は、バーチャルオフィスの相場はいくらなのか?に関する内容です。
バーチャルオフィスの相場は?
ご覧いただきありがとうございます。この記事に辿り着いたということは、
これから起業する方で、事業を行う上で利用できる住所を貸してくれるというバーチャルオフィスの存在を知り、
「バーチャルオフィスっていくらぐらいなの?」
「バーチャルオフィスの相場を知りたい」
という、バーチャルオフィスの利用を検討している方がほとんどだと思います。
やはり、
住所貸しをメインで提供するバーチャルオフィスの相場がいくらなのかは気になるところです。
そこで、
本記事では、バーチャルオフィスの相場と価格帯別に提供されるサービスについて解説します。
[目次]
- バーチャルオフィスの相場は?
- バーチャルオフィス相場の遷移
- バーチャルオフィスの相場
- ・月額1,000円以下
- ・月額1,000円~2,000円
- ・月額2,000円~5,000円
- ・月額5,000円以上
- おすすめ格安バーチャルオフィス6社
- まとめ
バーチャルオフィス相場の遷移
まずは、
バーチャルオフィスの相場の遷移について解説します。
下図に示すとおり、筆者がバーチャルオフィスに携わるようになった数年前までは、バーチャルオフィスの相場は、住所のみ利用でも月額数千円が当たり前でした。
しかし、
現在は、
- 起業する人が増えたこと
- バーチャルオフィスが世の中に認知されたこと
- バーチャルオフィス利用者が増えてきたこと
- バーチャルオフィス事業者が増えてきたこと
- 業界の価格競争が激しいこと
といった理由で、
バーチャルオフィスの相場は、ここ数年間で、
「全体的に安くなってきている」
という傾向にあります。
特に、月額1,000円以下(税抜)で利用できるバーチャルオフィスも多く存在しており、
本サイトでは、月額1,000円以下で利用できるバーチャルオフィスを格安バーチャルオフィスと定義しています。
また、
最近では、住所のみ利用では、月額500円を切るバーチャルオフィスも登場してきており、これからも、バーチャルオフィス業界全体の相場は、全体的に安くなっていくと想定しています。
そういう意味では、
住所のみ利用においては、かなり安い時代に突入しています。
バーチャルオフィスの相場
次に、
バーチャルオフィスの実際の相場について解説します。
最初に結論を言うと、
例えば、
不動産の例を挙げると、
賃貸マンションの相場はいくら?という場合に、東京と地方では相場は大きく異なりますし、部屋の大きさや間取りによっても家賃の相場は大きく異なるのと同じ理由です。
そして、
バーチャルオフィスが提供する主なサービスとしては、以下のサービスがあり、サービスの組み合わせによって料金プランを設定しているバーチャルオフィスがほとんどです。
▽バーチャルオフィスの主な提供サービス
また、
バーチャルオフィスの中で、一番安い料金プランである最安値プランの価格帯もバーチャルオフィスによって異なります。
具体的には、
下図に示すように、最安値プランの月額料金だけでも価格帯に幅があります。
このように、
バーチャルオフィスの相場は、提供サービスによって異なり、バーチャルオフィスによって価格帯にも幅があるため、相場はいくらと一概には言えないのが現状です。
ただし、
料金と提供サービスにより、ある程度の相場の目安はあるため、
という4つの相場(価格帯)で、料金別に提供されるサービスについて解説します。
なお、
これから説明する相場は、本サイトが約15社のバーチャルオフィスを調査した結果によるものであり、相場により提供されるサービスが決まっているとは言えないことは予めご了承ください。
月額1,000円以下
バーチャルオフィスの相場の1つ目は、
「月額1,000円以下」
の料金で提供されるサービスを調査した結果についてです。
利用者の立場では、月額1,000円以下でできることです。
月額1,000円以下で利用できるバーチャルオフィスで多いのは、
- 住所貸し
のサービスを提供するバーチャルオフィスが多いです。
やはり、
バーチャルオフィスが提供する主なサービスの中から、最低限のサービスである住所貸しのみを提供し、月額1,000円以下の価格を実現しているというバーチャルオフィスが多くあります。
ただし、
先でも述べているとおり、
バーチャルオフィスの相場は、バーチャルオフィスによって料金と提供サービスが異なるため、
月額1,000円以下の料金だとしても、住所貸しに加えて、法人登記、郵便物転送を提供してくれるバーチャルオフィスもあります。
なお、
月額1,000円以下で利用できる本サイトがおすすめする格安バーチャルオフィスは、後ほどご紹介します。
月額1,000円~2,000円
バーチャルオフィスの相場の2つ目は、
「月額1,000円~2,000円」
の料金で提供されるサービスを調査した結果についてです。
利用者の立場では、月額1,000円~2,000円でできることです。
月額1,000円~2,000円で利用できるバーチャルオフィスで多いのは、
- 住所貸し
- 法人登記
- 郵便物転送
のサービスを提供するバーチャルオフィスが多いです。
この価格帯で特に多いのは、住所貸しに加えて、貸した住所での法人登記を可能としてくれるバーチャルオフィスです。
そういう意味では、
月額1,000円以下では、法人登記NGだが法人登記OKとなるのが、この価格帯です。
また、
この価格帯では、バーチャルオフィスにもよりますが、住所貸し、法人登記に加えて、郵便物を月数回、週1回などの頻度で転送してくれるサービスも含まれます。
なお、
郵便物転送サービスは、ほとんどのバーチャルオフィスで提供しており、この価格帯で料金プランを設定しているバーチャルオフィスは多くあります。
月額2,000円~5,000円
バーチャルオフィスの相場の3つ目は、
「月額2,000円~5,000円」
の料金で提供されるサービスを調査した結果についてです。
利用者の立場では、月額2,000円~5,000円でできることです。
月額2,000円~5,000円で利用できるバーチャルオフィスで多いのは、
- 住所貸し
- 法人登記
- 郵便物転送
- 電話番号貸し/電話転送
のサービスを提供するバーチャルオフィスが多いです。
この価格帯は、バーチャルオフィスによって料金と提供サービスが一番異なり、幅も広い価格帯となっており、バーチャルオフィスの料金プランによって提供されるサービス内容が異なります。
ただし、
相場の目安としては、この価格帯から、住所貸し、法人登記、郵便物転送に加えて、バーチャルオフィスから電話番号を借りて、自宅や携帯電話などに転送してくれる電話番号貸し/電話転送サービスを受けれるのがこの価格帯です。
なお、
電話番号貸し/電話転送サービスを提供していないバーチャルオフィスもあります。
月額5,000円以上
バーチャルオフィスの相場の4つ目は、
「月額5,000円以上」
の料金で提供されるサービスを調査した結果についてです。
利用者の立場では、月額5,000円以上でできることです。
月額5,000円以上で利用できるバーチャルオフィスで多いのは、
- 住所貸し
- 法人登記
- 郵便物転送
- 電話代行/電話秘書
のサービスを提供するバーチャルオフィスが多いです。
月額5,000円以上というと、バーチャルオフィスの中では、少し高い価格帯となりますが、バーチャルオフィスによっては、1万円を超える料金プランを設定しているバーチャルオフィスも多くあります。
そして、
この価格帯では、住所貸し、法人登記、郵便物転送に加えて、バーチャルオフィスから借りた電話番号にかかってきた電話を人(オペレータ)が対応してくれる電話代行/電話秘書サービスを受けれるのがこの価格帯です。
やはり、
電話代行/電話秘書サービスでは、実際に人(オペレータ)が電話応対/電話対応するということもあり、人件費などを考慮すると価格が上がるのは当然のことです。
なお、
電話代行/電話秘書サービスを提供していないバーチャルオフィスも多くあります。
おすすめ格安バーチャルオフィス6社
先で、
バーチャルオフィスの相場と価格帯別に提供されるサービスについて解説していますが、
「バーチャルオフィスはどこがいいの?」
という方のために、ご紹介しておくと、
本サイトがおすすめする
「月額1,000円以下(税抜)で利用できる!」
という格安バーチャルオフィスは、
レゾナンス、バーチャルオフィス1、GMOオフィスサポート、DMMバーチャルオフィス、NAWABARI、METSオフィスの6社です。
上記の6社は、本サイトだけではなく、筆者が運営している他のバーチャルオフィスに関するサイトでも人気があり評判がよく、これまで多くの方に成約していただいた実績のあるバーチャルオフィスです。
なお、
各バーチャルオフィスの詳しい解説、比較については、以下の記事をご覧ください。
[ご参考]
まとめ
本記事にて、バーチャルオフィスの相場はいくらなのか?と価格帯別に提供されるサービスについて解説しましたが、先でも解説しているとおり、
バーチャルオフィスや提供されるサービスによって価格は様々であることから、
「相場は一概に決まっているわけではない」
です。
いずれにせよ、
本記事が、バーチャルオフィスの相場を知りたいという方の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。