レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスの違いを比較
本記事は、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスの違いに関する内容です。
オフィスの違いを知りたい?
ご覧いただきありがとうございます。この記事に辿り着いた方のほとんどは、
これから起業しようとしている方で、
- レンタルオフィス
- シェアオフィス
- バーチャルオフィス
という3つのオフィスの違いを知りたいという方がほとんどだと思います。
確かに、3つのオフィスとも、言葉を聞いただけでは似ているため、具体的にどのように違うのかは分かりづらいです。
また、
起業する方にとっては、事業を行う上でオフィスをどうするかは、最初の悩みでもあります。
そこで、
本記事では、これから起業する方に向けてレンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスの違いについて比較、解説します。
[目次]
オフィスの違いを比較・解説
早速、
レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスという3つのオフィスの違いについて比較、解説します。
そして、
各オフィスの違いを表にまとめると、以下のようになります。
▽比較表
(専有)
(共有)
(ない)
数万円~
数万円~
数千円~
数万円~
数万円~
数百円~
(可能)
(可能)
(可能)
(可能)
(可能)
(可能)
(目安)
(目安)
(目安)
※住所利用は事業者によって異なる場合があります。
※法人登記は事業者や料金プランによって異なります。
※利用者数はあくまでも目安でありこの限りではありません。
上記の比較表からも分かるように、
レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスの一番の違いは、
「作業場所があるかないかの違い」
です。
レンタルオフィスでは、専有の作業場所が提供され、シェアオフィスでは、共有の作業場所が提供され、バーチャルオフィスでは、作業場所は提供されずに、住所のみが提供されます。
また、
当たり前のことですが、
住所のみを提供するバーチャルオフィスと比較すると、物理的な作業場所を提供するレンタルオフィス、シェアオフィスは、提供される作業場所の立地に比例して利用料金が大きく違ってきます。
ということで、
次から、
各オフィスの作業場所、初期費用、月額料金、住所利用、法人登記、おすすめの利用者について、詳しく解説します。
レンタルオフィスとは?
1つ目のオフィスは、レンタルオフィスについてです。
▽レンタルオフィスとは?
レンタルオフィスを利用した場合の作業場所、初期費用、月額料金、住所利用、法人登記、おすすめの利用者については、以下のとおりです。
作業場所
先でも述べているとおり、3つのオフィスの一番の違いは、作業場所があるかないかです。そして、
レンタルオフィスは、専有の作業場所を貸してくれるサービスであり、共有の作業場所を貸してくれるシェアオフィス、作業場所はなく住所のみを貸してくれるバーチャルオフィスとは違います。
初期費用
レンタルオフィスは、専有の物理的なオフィススペースを借りるということもあり、通常、初期費用として最低でも数万円以上のイニシャルコストがかかります。なお、初期費用は、レンタルオフィスを提供する事業者により違いがあります。
月額料金
レンタルオフィスは、専有の物理的なオフィススペースを借りるということもあり、月額数万円以上のランニングコストがかかります。特に、一等地のレンタルオフィスになればなるほど、月額料金は高くなる傾向があります。
住所利用
レンタルオフィスの住所を名刺やホームページなどのWEBサイトに利用することは、レンタルオフィスを提供する事業者にもよりますが、ほとんどの事業者では可能です。そのため、人気があるエリアのレンタルオフィスでは、空きがないことも多くあります。
法人登記
レンタルオフィスの住所で法人登記したいという場合は、レンタルオフィスを提供する事業者にもよりますが、レンタルオフィスの住所で法人登記することも可能です。そのため、レンタルオフィスで法人登記したい場合は、法人登記可能なレンタルオフィスを選ぶ必要があります。
おすすめの利用者
レンタルオフィスは、専有の作業場所を借りて事業を行うということもあり、- 作業場所が必要な方
- プライバシーを重視したい方
- コストをかけても大丈夫な方
に向いており、
事業規模としては、2人~4人程度で事業を行う方におすすめします。
シェアオフィスとは?
2つ目のオフィスは、 シェアオフィスについてです。
▽シェアオフィスとは?
シェアオフィスを利用した場合の作業場所、初期費用、月額料金、住所利用、法人登記、おすすめの利用者については、以下のとおりです。
作業場所
先でも述べているとおり、3つのオフィスの一番の違いは、作業場所があるかないかです。そして、
シェアオフィスは、共有の作業場所を貸してくれるサービスであり、専有の作業場所を貸してくれるレンタルオフィス、作業場所はなく住所のみを貸してくれるバーチャルオフィスとは違います。
初期費用
シェアオフィスは、共有の物理的なオフィススペースを借りるということもあり、通常、初期費用として数万円以上のイニシャルコストがかかります。なお、初期費用は、シェアオフィスを提供する事業者により違いがあります。
月額料金
シェアオフィスも、共有の物理的なオフィススペースを借りるということもあり、月額数万円以上のランニングコストがかかります。ただし、シェアオフィスでは作業スペースを共有して利用するということもあり、レンタルオフィスよりはコストを抑えることができます。
住所利用
シェアオフィスの住所を名刺やホームページなどのWEBサイトに利用することは、シェアオフィスを提供する事業者にもよりますが、ほとんどの事業者では可能です。そのため、人気があるエリアのシェアオフィスでは、空きがないことも多くあります。
法人登記
シェアオフィスの住所で法人登記したいという場合は、シェアオフィスを提供する事業者にもよりますが、シェアオフィスの住所で法人登記することも可能です。そのため、シェアオフィスで法人登記したい場合は、法人登記可能なシェアオフィスを選ぶ必要があります。
おすすめの利用者
シェアオフィスは、共有の作業場所を借りて事業を行うということもあり、- 作業場所が必要な方
- プライバシーをあまり気にしない方
- コストをかけても大丈夫な方
に向いており、
事業規模としては、1人~2人程度で事業を行う方におすすめします。
バーチャルオフィスとは?
3つ目のオフィスは、 バーチャルオフィスについてです。
▽バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィスを利用した場合の作業場所、初期費用、月額料金、住所利用、法人登記、おすすめの利用者については、以下のとおりです。
作業場所
先でも述べているとおり、3つのオフィスの一番の違いは、作業場所があるかないかです。そして、
バーチャルオフィスは、実際の作業場所を貸してくれるのではなく、住所のみを貸してくれるサービスであり、専有の作業場所を貸してくれるレンタルオフィス、共有の作業場所を貸してくれるシェアオフィスとは違います。
初期費用
バーチャルオフィスは、物理的なオフィススペースを借りずに、住所や電話番号のみを借りるということもあり、レンタルオフィスやシェアオフィスよりも安いですが、通常、数千円程度のイニシャルコストがかかります。なお、初期費用は、バーチャルオフィスを提供する事業者により違いがあります。
月額料金
バーチャルオフィスは、物理的なオフィススペースを借りずに、住所や電話番号のみを借りるということもあり、レンタルオフィスやシェアオフィスよりも、かなり安くコストを抑えることができます。最近では、住所のみ利用であれば月額数百円で利用できる格安バーチャルオフィスもあります。
住所利用
バーチャルオフィスの住所を名刺やホームページなどのWEBサイトに利用することは可能です。逆に言うと、ビジネスを行う上で必要な住所を貸してくれるのが、バーチャルオフィスのメインのサービスです。
また、レンタルオフィスやシェアオフィスとは違い、ほとんどのバーチャルオフィスでは、エリアによって料金が変わることはないため、自分が利用したい住所を自由に選ぶことができます。
法人登記
バーチャルオフィスの住所で法人登記したいという場合は、バーチャルオフィスを提供する事業者や料金プランにもよりますが、バーチャルオフィスの住所で法人登記することも可能です。そのため、バーチャルオフィスで法人登記したい場合は、法人登記可能なバーチャルオフィスや料金プランを選ぶ必要があります。
おすすめの利用者
バーチャルオフィスは、作業場所を借りずに事業を行うということもあり、- 自宅で作業できる方
- 自宅の住所を利用したくない方
- コストをかけたくない方
に向いており、
事業規模としては、1人程度で事業を行う方におすすめします。
おすすめ格安バーチャルオフィス6社
先で、
レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスの違いについて解説していますが、
本サイトはバーチャルオフィスに関するサイトということもあり、
「バーチャルオフィスはどこがいいの?」
という方のために、
おすすめの格安バーチャルオフィスをご紹介しておくと、
本サイトがおすすめする
「月額1,000円以下(税抜)で利用できる!」
という格安バーチャルオフィスは、
レゾナンス、バーチャルオフィス1、GMOオフィスサポート、DMMバーチャルオフィス、NAWABARI、METSオフィスの6社です。
上記の6社は、本サイトだけではなく、筆者が運営している他のバーチャルオフィスに関するサイトでも人気があり評判がよく、これまで多くの方に成約していただいた実績のあるバーチャルオフィスです。
なお、
各バーチャルオフィスの詳しい解説、比較については、以下の記事をご覧ください。
[ご参考]
まとめ
本記事にて、これから起業する方に向けてレンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスの違いについて比較、解説しましたが、事業を行う上でのオフィスは、作業スペースの必要性や予算などを十分に検討した上で、決める必要があります。
また、
法人登記する場合も、事業者や料金プランを十分に検討した上で、決める必要があります。
いずれにせよ、
本記事が、レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスの違いを知りたいという方の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。